面倒なことはやってみるが吉
こんにちは。今回は食べ物のお話ではございません。美術館の話をします。4つ目のブログにして食べ物の話でないことをどうかお許しください(笑)
「美術館に行ってレポートを提出」
とある大学の課題。正直言って面倒の部類に入る課題。
脳内居住、真面目サイドの私が行きなさい、と言うのでちゃんと行くことにしました。
大学が2限で終わる日にそのまま行ってしまおう!と決意を固めて。
ただ、いざとなると面倒くさい。腰重い。家帰りたい。やっぱ帰るか!
そんな悪い考えが頭の中をぐるぐる。
今日行かなかったらいつ行くの?!と脳内で真面目な私が泣き叫ぶので、敗北した不真面目な私は重たい腰を持ち上げて、電車に乗り、美術館に行くことにしたのでした。えらい。
目的地は東京写真美術館。最寄り駅はなんと恵比寿。
恵比寿って響きだけでオシャレじゃないですか?格がちがう感じしません?敷居高くないですか??なおさら腰が重い。
ただ恵比寿ガーデンプレイス内に美術館があったので、アクセスはとてもよく、迷わずに行くことができました。クリスマスシーズンでイルミネーションもすっごく綺麗。なーんだ。恵比寿いいじゃん。
すみません、やっと美術館着きました。
ちょうど2つの展示が行われていて、セットがお得と言われたので言葉に乗せられてセットのチケットを購入。
そして、自動ドアを潜り抜けた先には静かで自分と作品だけの空間。
ここでちょっと余談。
みなさんは美術館に入り、いざ作品を目の前にしたとき、ここで何を感じたらいいのだろう、と思ったことありませんか。
私はあります。
美術館で感じることは人それぞれっていうじゃないですか。何を感じたっていいし。正解も間違いもない。ただ、ときどき隣で同じ作品を見ている人が何を感じているのか気になってしまうんです。
実は一時期美術館にハマろうとして失敗したことがあります。(失敗ってなんなんだって話なんですけど(笑))
そのときはとにかく「何か」を感じなきゃいけないっていう呪縛に囚われてしまってたんです。
だから、今回は何も考えずに行こうとだけ決めて行ったんです。それが良かったのかとても充実した時間を過ごすことができました。
そのときの感情を言葉で表すとしたら、落ち着きとか安らぎとかそんな感じかな。あのときの気持ちを言葉にするのは難しいんですけど、なんだかホッとしました。
あとは、これもアートになるんだっていう発見が楽しかった。
例えば、大きなスクリーンでどこかの国のバスの車窓からの景色をひたすら流す作品。夜の景色だったので、怖いようなワクワクするような、、よくわからない感情になるんです。椅子も置いてあったのでしばらく座って見入ってしまった。
ちなみにこの美術館の場合、展示という展示すべてに椅子が置いてあったんですけど、美術館では椅子には座ることをオススメします。作品を違った角度で見れるし、疲れがとれる!(座りながら撮影した1枚)
良い意味で美術館と恵比寿のイメージが変わった1日。
重い腰を持ち上げて行動することって大事なんだとも思った1日。
真面目サイドの私に感謝してあげなきゃな。
おっと、なんだか良いレポートが書けそうじゃないですか?(笑)